パブリッシャー経由でゲームをリリースする際は、ローンチするまでの間はインサイトやデータを得られることは珍しくありません。しかし、ローンチ後については、毎月支払いを受けたり、改善のための提案や要件をいくつかもらったりするだけでデータなどの透明性が得られないことが多いです。このブラックボックス化されたアプローチは、ゲームローンチ後におけるデベロッパーのスキルアップを大きく制限してしまいます。LiveGamesのプラットフォームを利用すれば、このような課題を解決することができます。
LiveGamesは、まさにパブリッシングに対する透明性の高いホワイトボックス化されたアプローチを軸にしたSupersonicの哲学を体現しており、ゲームローンチ後であっても、デベロッパーは今までに無い高度なアナリティクスへのアクセスが可能になります。このツールを利用すれば、リアルタイムで収益を確認したり、パフォーマンスや、ARPU、そしてLTVなどのゲームに関する重要なデータを分析したり、ゲームに関する新しいアイディアやゲームの新機能をA/Bテストしたりできるので、利益の出るビジネスの構築と今後のプロジェクトに関する知識の改善に役立ちます。
LiveGamesのプラットフォームを活用して、ゲームローンチ後に高い透明性と粒度の細かいパフォーマンスデータを分析してゲームをレベルアップする3つの方法を説明します。
1. リアルタイムな収益モニタリングを利用したキャッシュフローの把握
多くの場合、デベロッパーは月末まで待たないと、収益金額やアプリのパフォーマンスについて把握することができません。どの国やどのOSでどれくらいの利益が出ているかや、アプリのパフォーマンスがどうなっているかについて全く分からない事もあるかもしれません。
LiveGamesのプラットフォームを利用すれば、ファイナンスページで収益を日毎、月毎、そして全期間で表示させることができます。リアルタイムで収益を素早く簡単に確認することで、より現実的な予測をたて、実際のファイナンスデータに基づいてビジネスに関する判断を下す事ができます。例えば、より正確な予算計画を立てたり中長期的な成功を可視化したりできるので、今後の採用計画や人件費などのビジネスの諸側面におけるキャッシュフローをより正確に予測する上で役立ちます。
また、リアルタイムのファイナンスデータにアクセスできる事によって、従来のように支払い額が分からないまま月末まで待たなければならないというストレスがなくなります。LiveGamesのデータを利用すれば、アプリの収益を簡単に確認できるため、こうしたストレスから解放されることでしょう。
2. 業界で最も高度なハイパーカジュアルアナリティクスを用いた収益化に関する重要データの分析
アプリやアプリグロースに関するあらゆる側面における詳細なインサイトは、ゲームのパフォーマンスを更に深く理解する事を可能にし、デベロッパーとしてだけでなく、ビジネスオーナーとしても能力を向上させることができるでしょう。こういったデータが手元にあれば、アプリビジネスのスケールのために、より的確かつ有意義な判断をしていくことができるでしょう。
「私たちのビジョンは開発者と真のパートナーシップを構築する事です。そのためには、デベロッパーが、より積極的に広告収益ひいてはゲームの成功に影響する要素を理解できるような環境を提供していく必要があり、ゲームローンチ後の指標の可視化は不可欠です。」
- SupersonicのGM、Nadav Ashkenazy氏
LiveGamesのプラットフォームには、プレーヤー、広告、そしてLTVのアナリティクスが含まれており、それぞれを細かくフィルタリングおよびブレイクダウンして分析することができます。このデータは、ironSourceやAppflyerなどの様々な情報源から集約されたもので、アプリのパフォーマンスを深く理解できるシンプルなフォーマットで表示されます。
アプリ収益化における目標は可能な限り高いLTVを生み出す事です。LiveGamesのプラットフォームは、ゲーム最適化に関する全ての側面に対応した深いアナリティクスによって、LTVの最大化をサポートします。プレーヤーアナリティクスは、ユーザーの累積プレー時間を最大化できているかを示します。プレーヤーあたりの平均累積プレー時間が長ければ長いほど、広告を見せられる機会、つまり収益が増加します。
広告アナリティクスでは、プレー時間をインプレッションに変換するというLTVの最大化における2つ目の段階を、どれくらい達成できているかが示されます。ゲーム内における広告の適切なバランスを見つけ、ユーザー体験を損なう事なく収益を最大化できれば、最も効率的な形でプレー時間を広告インプレッションに変換できているといえるでしょう。
LTVアナリティクスでは、どれくらい上手くインプレッションが利益に変換されているかを示します。粒度の高いデータを利用して、Supersonicのチームとともに、収益化戦略を分析・最適化する事ができます。そうすれば、ゲームローンチの後も利益を改善し続ける事ができるでしょう。
このデータはどのように活用できるのでしょうか?ゲームローンチ後は、リテンションやプレー時間などのデータは全体平均で追うことは禁物です。なぜなら、獲得先が異なればユーザーの動向も異なるからです。したがって、平均値をベースにした判断は獲得先ごとのユーザーの動向の違いを正確に反映しません。たとえば、プレー時間が700秒と言うのではなく、FacebookのUSから来たユーザーのプレー時間が800秒、と細かく見ていく必要があります。
3. A/Bテストを用いた継続的なゲーム最適化
A/Bテストは、広告枠の実装からゲームプレイまで、収益最大化とゲームの最適化に関して最もインパクトある判断を下すサポートをしてくれます。インターステイシャル広告の表示タイミングや、最適な背景色、特定レベルにおける難易度設定など、様々な要素を比較検証することができます。こうしたテスト全てがゲームパフォーマンスの最適化を助け、継続的なグロースへ繋げることができるようになるでしょう。
SupersonicのWisdom SDKはLiveGamesのプラットフォームに統合されているので、あらゆるものをA/Bテストすることができます。2つの異なるバージョンのゲームを作成すれば、Supersonicが残りの作業を行います。
グローバルローンチの後もゲームの改善を止める必要はありません。A/Bテスト専用ページのインサイトにより、ゲームをグロースさせ、ユーザー体験を改善し、収益を最大化できます。
更なる透明性と、より速いグロース
Supersonicは、すべてのデベロッパーへ業界トップクラスのテクノロジーと粒度の高いデータを提供することに意義があると信じています。LiveGamesのプラットフォームがローンチされた事によって、グローバルローンチをした後でも未だかつてないレベルでゲームを分析し、収益を最大化させ、ビジネスに関する優れた意思決定をできるようになりました。
Let's put these tips to good use
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