Case Study

Funcell Games社は世界最大のモバイルゲームスタジオの1つであり、「9 Months」、「Idle Human」、「Stairway to Heaven」といったゲームを、世界中で5位までにランクインさせています。その最新タイトルであるPerfect Lieは、ハイパーカジュアルナラティブゲームでした。大量のコンテンツを構築するために、広範囲におよぶリソースを必要とするジャンルです。

この種のゲームを作成するにはさまざまな難しさがあるにもかかわらず、FuncellとSupersonicはこのゲームをAndroidでチャート2位まで成長させ、大きな利益を生み出しました。ここでは、Funcell Games創設者兼CEOのAbhishek Malpani氏が、どのようにSupersonicと提携してPerfect Lieをトップランクへと成長させたかについて語っています。

ナラティブゲームで市場性をつかむ

物語シミュレーションゲームの開発経験を通して当社は、このジャンルには潜在的に大きな市場性があることを把握しています。他のハイパーカジュアルゲームとは異なり、各レベルに違いがあるため、最小CPIでクリエイティブを見つける機会が多くなるからです。

最近ナラティブで成功を収めたことで、当社はより多くのコンセプトをテストする準備ができていました。Perfect Lieのアイデアは、実は10歳の甥からヒントを得て生まれたものです。甥はいつも新しいゲームのアイデアを提案してくれるのですが、ある時、学校に行かなくて済むよう嘘をつくキャラクターを中心としたコンセプトを提案してきました。調査したところ嘘をつくことをベースにしたナラティブゲームがないことが分かったので、チーム全員でのブレインストーミングセッションで、私はこのアイデアを出してみました。

全員が、このアイデアが可能性を秘めていることに同意しました。特に、似たようなコンセプトのゲームがほとんどなかったからです。そこで、複数レベルのプロトタイプを作成し、Supersonicでテストしました。ここで、Supersonicの市場性テストがどれほど効果的かを目の当たりにしたのです。Supersonicは、ironSource、Facebook、TikTokなどの複数のチャネルでCPI動画を実施したので、私たちはこのコンセプトにはポテンシャルがあると確信できました。

そして結果的に私たちの予想は正しく、このゲームは当初から優れた市場性指標を得て、幅広いオーディエンスに受け入れられました。

  • TikTok iOSで0.11ドル
  • Facebook iOSで0.37ドル
  • ironSourceネットワーク iOSで20 IPM
  • Supersonicの新規市場性ツールの市場性スコアは5点中4点で、低いCPIでスケールできることを示した
クリエイティブを開拓しながらコンテンツを作成する

プレイヤーが体験する初期レベルはわずかしかなかったため、Supersonicでゲームを構築し始めた時に主に注力したのは、APPU (Supersonicが潜在的なLTVを測定するために使用する、リテンションと再生時間に基づく独自の指標) を改善するためのコンテンツの追加でした。ハイパーカジュアルナラティブゲームは各レベルがそれぞれ固有のものであり、プレイヤーは各レベルで異なる体験を期待しているので、膨大な量のコンテンツが必要です。対話やアニメーションなどの機能を、各レベルごとに慎重に、かつ、個別に考え抜く必要があります。

"ハイパーカジュアルナラティブゲームには膨大な量のコンテンツが必要です。Supersonicのチームから提案とフィードバックが得られたので、高品質のコンテンツをさらに速く開発できました。"

- Funcell Games 創業者兼CEO Abhishek Malpani氏

当社のチームは、高品質のコンテンツを非常に迅速に効率良く開発することができます。そして、Supersonicチームのレベルデザイナーが提案やフィードバックを与えてくれたおかげで、さらに短期間で行うことができました。例えば、より魅力的なレベルとゲームプレイを叶えるミニゲームを追加する、という提案もいただきました。また、キャラクターに対して異なるスキンを選べることをユーザーに示す最善策は何かテストするなど、UX/UIの最適化も行なってくれました。

ゲームの構築と同時進行で、Supersonicのクリエイティブチームと協力して最強の広告も作成しました。当社には他のゲームのクリエイティブを制作した経験があり、Supersonicは当社独自のバージョンを制限なく構築し、反復させてくれました。

その後、Supersonicのチームと密接に協力してアイデアをテストし、パフォーマンスを分析して、手頃な価格でスケール化できる最良のバージョンを見出したのです。

適切なA/Bテストによる収益性の向上

収益化においても、Supersonicのパートナーとしての存在は大いに役立ちました。

"収益化におけるSupersonicの専門的な経験と知識により、LTVを非常に迅速にスケール化することができ、また、結果的にARPUの大幅な向上につながったA/Bテストを提案してくれました。"

- Funcell Games 創業者兼CEO Abhishek Malpani氏

収益化におけるSupersonicの専門的な経験と知識により、LTVを非常に迅速にスケール化することができ、また、結果的にARPUの大幅な向上につながるA/Bテストを提案してくれました。その提案の中には、例えばボイスオーバー機能をテストすることがあり、これはAndroidのD7 ARPUを12%以上向上させました。

また、クリエイティブな行動を誘因とする言葉(例:「オタクでいよう」対「クールになろう」など)が含まれるユニークな動画リワードをテストすることを提案し、これによりiOSのARPUが8%以上向上しました。

当社チームとSupersonicの連携は大変スムーズでした。ライブゲームプラットフォームを使用してテスト結果に常に透明性を持たせ、成功をもたらす要素をすべて効率良く実装しました。さらにSupersonicの収益化チームと密接に協力して、Perfect Lieで成功した動画リワードの広告枠をSupersonicと共に取り組んでいる別の新しいゲームにも簡単に取り入れることができました。

ゲームデザイン、クリエイティブを備え、収益化戦略を最適化したPerfect Lieのローンチが成功することは明白でした。結果として、米国ではAndroidチャートで2位に入るまでになり、瞬く間に利益を上げるようになりました。

さらに、当社のゲーム内指標は、広告を実装した後も確実に推移しました。

  • iOSでのD1リテンション = 30%
  • iOSでのD0プレイタイム = 1100 秒
パートナーと共に困難に立ち向かう

ナラティブハイパーカジュアルゲームのデザインは、多くの運用リソース、大規模なチーム、そして忍耐を必要とし、大変な困難が待ち受けています。当社は、大規模で経験豊富なチームに恵まれており、このジャンルの障害に取り組み、素晴らしいマーケタビリティを実現する能力を備えています。

Supersonicをパートナーとすることで、他のゲームをローンチした時よりもプロセス全体がさらに効率的になり、協力体制が強化され、確実に成功を得ることができました。Supersonicは、どんな質問にも迅速なフィードバックとタイムリーな回答で応えてくれ、非常に感心しました。また、Supersonicチーム全体の情熱を感じることができました。全員が熱心で、常に親切で力になろうとしてくれて、協力的で、謙虚な姿勢で取り組んでいます。

"Supersonicは、世界最高のパブリッシャーです。"

-Funcell Games 創業者兼CEO Abhishek Malpani氏

Supersonicは、世界最高のパブリッシャーだと思います。Perfect Lieの改善を続ける一方で、他のタイトルにも取り組んでいます。実際、すでにより多くのテストを実行し、収益性と規模を改善し続けています。次のヒットタイトルも楽しみにしていてください!

 

Let's put these tips to good use

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