Pau Rau、再びSupersonicとパートナーを組んだMove AnimalsがAndroid2位に、Supersonic Superstarsを獲得

 Paul Raubic氏は単独の開発者であり、Pau Rauゲームスタジオの創設者です。前作Move PeopleはSupersonicとのパートナー後、両アプリストアでトップ3にランクイン。さらに今回もチームと協力して「Move Animals」をヒット作に育て上げ、Supersonic Superstarsコンテストで優勝を果たしました。ここでは本ゲームの裏話や、Paul氏がどのようにしてSupersonicチーム全体と密接に協力してAndroidで2位を獲得し、収益を最大化したのかをご紹介します。

作り上げれば、クリエイティブはついてくる

前作Move Peopleの成功に触発され、続編を作ることにしました。D0のプレイタイムが1800秒を超えていたこともあり、愛嬌があり親しみやすいキャラクターを登場させることで、最新版でも十分なパフォーマンスが期待できると考えました。そこで、人間を主人公にするのではなく、動物を主人公にしたバージョンを作りたいと考えました。それまで逆運動学的なメカニズムを使ったゲームは人間用のみで動物に応用したゲームを見たことがなかったので、市場でも斬新なコンセプトでした。

従来のやり方では、まずクリエイティブをデザインしてテストし、コンセプトが市場性のあるものであることを確認することから始めます。しかし今回はまずいくつかのレベルを作ってから、低いCPIで高いパフォーマンスを出すクリエイティブを探そうとしました。

Supersonicのクリエイティブチームには、動画のテストを繰り返し行う上で、多くのサポートをしてもらいました。彼らの協力のもと、満足の行くCPIのクリエイティブを見つけ、そのコンセプトに市場性があることを証明しました。

Androidで2位になるには、既に上手くいっていることを応用する

前回Move PeopleをSupersonicと一緒に作り上げた時に学んだ多くのベストプラクティスを、Move Animalsにも応用しました。そうすることで学習曲線が短くなり、より効率的にパフォーマンスを最適化することができました。例えば、Move PeopleのA/Bテストを実施した結果、吹き替えを追加したりゲームプレイの難易度を下げることで、ゲーム内の指標が向上することがわかりました。そこでMove Animalsには、最初からこれらの機能を実装することにしたのです。

"前作からの多くのベストプラクティスをMove Animalsにも応用しました。そうすることで学習曲線が短くなり、より効率的にパフォーマンスを最適化することができました"

- Paul Raubic氏, Pau Rau創設者 

今回はWisdom SDKを素早く実装する方法も分かっていましたし、A/Bテストの実施など、Supersonicのプラットフォームをゲームの管理と改善に自信を持って使うことができました。Supersonicのチームと一緒にゲームを作り上げ、前作で成功したこと（レベル作成やストーリーの一貫性維持を優先するなど）をもとに、今後の最適な道筋を決定していきました。ゲームを作っていく中でAndroidで2000秒以上のD0プレイ時間を達成し、スムーズにローンチを迎えました。本ゲームはすぐに成功を収め、米国のAndroidでは2位にランクイン、大きな収益を維持したのです。

各方面からの一貫したサポート

Supersonicとの2度目のゲームパブリッシングは、最初のタイトルよりもさらに簡単で効率的でした。彼らのサポートと協力は最高レベルで維持されていたと思います。特にSupersonicのクリエイティブチームは、さまざまなコンセプトを試すために何百ものクリエイティブをテストし、CPIを改善する上で大きな助けとなってくれました。また、開発者としての私のスキルアップも手伝ってくれました。私はプレイアブル広告を作ったことがありませんでしたが、Supersonicチームがそのプロセスを指導してくれたおかげで、今では広告デザインの基本を知ることができました。

"私はプレイアブル広告を作ったことがありませんでしたが、Supersonicチームがそのプロセスを指導してくれたおかげで、今では広告デザインの基本を知ることができました"

-Paul Raubic氏, Pau Rau創設者

パブリッシングのプロセスを通じて、デザインチームやマネタイズチームからフィードバックを受けることで、ゲームのパフォーマンスを向上させ、今後のタイトルにも生かすせる有用な知識を得ることができました。Move AnimalsのパブリッシングはSupersonicでの素晴らしい経験でしたし、Supersonic Superstarsの受賞は最高の喜びでした。また新しいゲームをテストし、3つ目のヒットを一緒に成長させることを楽しみにしています。